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民主党大敗北

2010. . 12
 昨日の参院選は民主党の大敗北であった。もちろん菅の消費税増税発言の結果だろう。投票日寸前は火消しに必死で、「誤解を与えた」とか「説明不足だった」とか、「4年間は増税しない」とか、破廉恥な弁解をしていたようだが、菅は10%という数字まで出していたのだから、もうすべて後の祭りであった。 それにしても、説明不足で、唐突で、国民に理解してもらえなかったというのも、なんと国民を馬鹿にした発言だろう。要するに「自分は正しいことを云っているのに国民が理解できなかった」と言っているのと同じだ。とんでもない大衆蔑視である。話は逆で、国民は菅が財務省のパペットに成り果て、消費税増税を主張しはじめたことを正確に理解していた。だからこその反撥だったのである。
 しかし、もともと消費税10%を主張していた自民党が圧勝したのだから、選挙というのはわからない。選挙の嫌いな僕にとっては、ますます嫌になる結果である。これが日本の選挙民の「民度」であり、現実なのだろう。考えてみれば、何度か書いたように、もともと民主党が政権についたのも、民主党が積極的に支持されたわけではなく、麻生自民党に選挙民が愛想を尽かしたことによっている。今回も、あらためて自民党が積極的に支持されたわけでもなく、鳩山と彼に続いた菅に、あるいは小沢に、選挙民が愛想を尽かした結果なのだろう。そして、その「アンチ民主党」の票は、かなり「みんなの党」へ流れたようだ。そして同じアンチ民主でも投票する候補者が定まらず、選挙区にそれほどの人材もいない場合、二者択一で自民党へ入れた選挙民も多かったに違いない。こうしたことに疎い僕なりの考えである。いずれにせよ、僕が票を集中すべきと思った社民・共産も大変悪い結果だったのだからもう何を云っても仕方がない。これで「ねじれ国会」となり、自民・民主の「増税大連立」という悪夢のような方向がはっきりしてしまった。何年後かには消費税増税は必ずやってくるわけだ。

 現在、自民も民主も消費税増税と法人税減税を打ち出している。これも前にも書いたが法人税を下げればその財源に穴埋めとして消費税が使われ、しかもそれはまだまだカバーしきれないから、一方で「景気浮揚のため」などといいつつ、またさらに消費税は増税されるだろう。各大企業はさらなる合理化を進め、雇用は増えず、資本蓄積だけが進み、過剰資本はさらなる投機をよび、金融資本の競争ばかりが激化するだろう。失業が増え、働く人々の生活はさらに苦しくなり、「格差」は拡大するだろう。

 何度も繰り返すが、こうした悪循環から抜け出す道は働く階級の団結以外にない。資本というものはもともと働く階級の生み出した社会的な冨の蓄積なのだから、その過剰流動資本を「カネでカネを儲ける」投機や証券取引などに廻すことを極力「規制」し、その利益に課税して「カネを取り返」し、社会に、働く階級に還流させるのである。
  共産党も社民党も、今回「消費税増税反対」に話を絞ってしまい、こうしたヴィジョンを打ち出すことは無かった。あるいはもともとヴィジョンが無いのかもしれない。だから同じ反対でも「みんなの党」に票を奪われたかたちになったのだろう。両党とも基本から党のあり方を変えない限り低迷は続くだろう。
 
 この「世界の働く階級の団結」は決して絵空事ではないと僕はまだまだ思っている。だが、日本での今回の選挙の結果、道はますます遠くなってしまった。




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