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川勝平太

2009. . 07

 つい先日、川勝平太氏が静岡県知事に当選した。

 ぼくは以前からこの人の熱心な読者である。産業革命を経た英国の海外進出、特にアジア進出にあって、日本への毛織物の売り込みに失敗するくだり、日本にはその気候風土に適した木綿が普及していたこと、すでにその市場を含めた経済システムが確立していたこと、「宗・経分離」出来たオランダとのみ貿易した鎖国政策が必ずしもネガティヴな面だけではなかったことなど、英国経済史や著者の、海から見た・・・「海洋国家」論など、ウォーラーステインの裏をかくような歴史、経済史の読み物はみな本当に面白い。

 ただし、アジアのなかで日本だけが近代的経済システムを早くから確立しえたこと、その理由やその強調によって、またその海洋からみていこう、という国家像、あるいは「ガーデン・アイランド構想」などによって、著者は中途半端な右翼から誤解され、利用されたこともあった。何しろ安倍の「美しい国」構想にまで狩り出されたりしたのである。ああ危ないなあと思って、生意気ながら僕はみていたものだ。どうも学者である著者はナイーブすぎるのではないかと思った。

 

 だが、そんなことは余計な心配というものであろう。

 今回、民主党側から、知事選に勝利したことで、自民党が焦っているようだ。TVに映し出される顔、麻生はもちろん、そのアドヴァイザーという「サメの脳みそ」といわれた森、政権を投げ出した安倍、その他もろもろ、とにかく川勝氏と知性、品性があまりにも違いすぎるのだ。

 僕は、川勝氏の、洛星高校ー早稲田大学ーオックスフォードという学歴やその著書の数だけで言っているのではない。(もっとも漢字の読めない麻生や子供会だった安倍と比べればそれもひとつの要素だが。) 彼は、自分の「川勝理論」の実証の資料を、歴史、経済学の過去の資料を渉猟して足りず、オックスフォードの図書館で英国のプライヴェートな企業のイヤーブックまで眼を通し、見つけ出したそうだ。本物の知性なのである。

 どうみても、麻生だの森だの安倍だのが何人かかってもかなわない器なのだ。レベルが違うのだ。

 

 そしてまた、今回一番云いたいことなのだが、民主党側でみても、経世会を引きずっている小沢、鳩山などよりもはるかに国政政党トップにふさわしい。

 宮崎県知事の東ナントカは自分を自民党総裁にしろといっているそうだが、確かに麻生や安倍のレベルであればこんな芸人でも資質としては大差ないのかもしれない。

 だが、民主党とて、何度も言うが、経世会政治支配に反省のかけらもなく、金権政治を貫く小沢や鳩山をトップに据えているようでは自民党を批判できたものでもない。

 静岡県民には悪いが、知事は1期だけにして、民主党トップは川勝氏に代わってもらったらどうだ。(ついでに自民党トップはこの際東ナントカで。)

 民主党の「知性」が格段とアップすること請け合いである。

 

 

 

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