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民度

2012. . 18
 選挙が終わった。終わってみれば、予想されていたとはいえ、溜息の出るような結果だった。民主党惨敗、現役閣僚の落選も、国民の怒りを思えば当然であろう。彼らが言うように「期待はずれ」だったどころではない。宣言したことと正反対のことをやってきたのだ。野田に至っては、投票日直前まで、「(消費税増税から)逃げてはいけない」などと、国民への負担の押し付けを叫び続けていたのだ。3年前「増税の前にやることがある」、「天下りをなくす」、「官僚主導をやめる」、「ムダをやめる」と言っていたその口で である。安倍の「景気の動向によって増税しないかもしれない」という発言を受けてのことだったが、財務省のパペットに成り果て、平気で国民に負担を押し付けようとする、その表情はもう「増税教」とでもいうべき宗教かぶれのごとくであった。増税も含め、選挙の段階ではもうかつての自民党の「悪いところ」だけを残した「戦後最悪の政党」の姿をさらしているだけであった。民主党というだけで「避けられ」たのも蓋し当然である。「元民主党員」も同じ扱いであった。

 期待された嘉田由紀子の「未来の党」も伸び悩んだ。僕に言わせれば、小沢と組んだ時点で結果は見えていたと思う。このブログで何度も何度も書いてきたが、小沢にはもともと政策も思想もない。かつては、消費税増税(国民福祉税)をたくらんで細川政権を瓦解させたし、自由貿易論者でもあった。田中派以来当然の原発推進派であった。しかも「昔は誤りだった」という一言も彼から聞いたことがない。そんな男と「卒原発」だ、「反増税」だといっても、信用する方がおかしいのだ。さらにこことまた野合しようとする社民党党首のざまは何なのだろう。この党も歴史から消えるだろう。民主党とともに、「未来」も社民も国民の信頼は得られなかった。当然だろう。

 だが、極右の安倍晋三自民党の圧勝とそれを右から補完する石原、橋下の「維新の会」の躍進によって、世の中がよくなる事だけはない。原発推進、増税、そして憲法改悪、やりたい放題だ。
 安倍が急に言い出した経済政策にしても、円安にふれたら、GDPの85%を占める輸入業、中小企業は大変なことになる。円安と消費税増税は輸出・大企業だけにメリットがあるのだ。消費税も彼らには還付されるのだ。笑いが止まらないだろう。一方で、輸入については着荷時点で否応なく消費税は払う。売れようが売れまいが関係ないのだ。すべてのコストが上がり、物価が上がり、消費にまわる可処分所得は決して増えないだろう。日経平均株価が上がったところで、大企業の動向しか反映されていないのだ。経済の実態がそれでわかるわけではない。エネルギーだって、脱原発依存など円安だったら夢のまた夢だ。

 さあ、どうなってゆくのか、暗然たる気分になる。選挙に示されたものが「民意」だというなら、日本の「民度」とはそういう程度のものということだ。 (それにしても、3年前国民が自民党政権に見切りをつけるきっかけになった「漢字の読めない」麻生まで復活して財務大臣か外務大臣といわれているくらいだ。本当にそれでよかったのかと問いたいものだ。) 原発ワンイシューでも、山本太郎も宇都宮けんじもダメだった。もっとも彼らは負けを承知で出馬したはずだ。「硬い壁」に激突した「卵」はすべて砕け散ったわけである。
 
 であれば、ヨーロッパのように、先進国の「働く階級」は街頭に出て闘おう。我が世代はせめて闘う道を示そう。若者には戦闘的労働運動を復権させて欲しい。もともと選挙結果に一喜一憂することなどなかったではないか。
 今回、たかだか選挙に「勝った」などと言っても、自民党が国民の多数を代表している訳ではない。彼らが代表しているのはせいぜいその1%である。









 

 




 
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