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野田政権誕生

2011. . 02
 誰がなっても嫌だなと思っていた民主党代表選に野田佳彦が勝利、野田政権の誕生となった。彼の政策の基本は何かといったら、このところの主張を整理すると、まず増税、原発推進、靖国参拝(A級戦犯無罪主張)、そして今回代表選勝利の瞬間「ノーサイド」などといってのけた通りの党内融和、いってみれば小沢との融和である。そして他党、自民党、公明党への秋波である。まったくとんでもない政権が誕生したものである。
 
 僕はラグビー観戦が趣味だから「ノーサイドの精神」は美しいと思う。だがあくまでそれはスポーツの話。それも全力で闘った試合が終わった時の話である。政治の話、特に敵対する政策や党派にノーサイドなどない。あっては困るのである。政治家がどさくさで妥協して国民不在で官僚と結託して「大連立」などと翼賛政治をやってもらっては困るのである。まさに日中戦争や太平洋戦争に突っ込んでいった軍部・官僚主導の翼賛政治と変わらないではないか。

 小沢は、前にも何度も書いたが、政策などというものは単に「看板」だと思っている。だからいつでも変える。もともと消費税10%論者だったのが最近は増税反対をいっているらしいし、筋金入りの新自由主義、アナーキーな資本の「規制緩和」を礼賛していたのがどうも最近は違えているようだ。すべてはその時々の様子を見て変えているのだ。政策実現のための政治ではなく、自分のカネと権力が欲しくて政治をやっているからだ。今回も、表面では海江田を支持し、裏では野田と取引し、自分の子分を幹事長にし、カネ(政党助成金)と権力(公認権)をしっかりと押さえた。野田は「ノーサイド」などといいつつせっかく実質的権力を失いかけてきた小沢を救い、利用するつもりで利用されているのだ。これで小沢を取り込んで増税を通したいのだろうが何のことは無い、小沢はもともと増税賛成なのだ、うけ狙いでちょっと反対のようなことをいうだけだから、これで野田に恩を売れれば安いものだろう。
 そしてまた、民主党は松下政経塾出身者を筆頭に皆「原発推進」派である。だから誰も「脱原発」を言わない。「脱原発依存」と言って問題を先延ばしにしてごまかしているのだ。海江田が馬鹿なことを言ったそうだ。「30~40年で脱原発」!こんな無責任な発言があるだろうか、本人は30~40年後はたぶんいない(死んでいる)のである。誰かが言ったそうだが、30年も40年も何も無い。原発が推進派のいうように「安全」ならば「脱」する必要などないのではないのか?危険ならば、数十年待つべきではない。直ちに廃止するべきなのだ。野田はもちろん原発推進派だが、小沢ももともと「原発利権」に絡んできた人間である。

 このように、増税、原発、そして安保、外交に至るまで、その歴史観や政策、イデオロギーも、この野田と今回一見対立したかのような小沢グループと、また自民党・公明党とも、実はまったく差、違いというものはない。ただただ国民に負担を押し付け、官僚主導の翼賛政治をやるということで完全に一致しているのである。
 我々には、先の「東電救済法」のように、増税、負担増が、そしてアジア諸国との緊張が押し付けられてくるわけである。
政権交替から2年のうちに3人の総理を迎え、国連総会では毎回ちがうトップのスピーチで諸国から馬鹿にされ、いよいよ良いこと無しになってきた。

 どこかの評論家が偉そうに新聞に書いていた。「国民の政治不信につながらなければいいが・・・」。馬鹿じゃないか。とっくに政治不信である。本気で直接訊いてみたらいい。

 
 


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