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靴磨きと音楽と

2011. . 02
 例年の長い神戸出張から帰ってきたらゴールデンウィークになってしまった。
 特に遠出する予定もないし、自宅でのんびり音楽を聴き、靴磨きでもしよう。 

 関西でももちろん地震の被害の深刻さが話題になった。それでも、被害にあった人々は気の毒だが、地震と津波だけであれば、あとは立ち直っていくだけだ。神戸の人々はあの阪神淡路大震災を経験している。だが、まだまだこれからもずっと尾を引いていくだろうと、もっともっと深刻になってゆくだろうと人々がやりきれない思いと怒りをいだいているのは原発の問題である。浮かび上がってきた政府―東電―御用学者―マスコミによる原発推進の利権構造、「電機が足りない」という実は根拠のない脅し文句と「安全な原発」と言う神話、これらすべてに本気で人々は怒っている。
 とりあえずは、一刻も早い地震被害の復旧と今回の原発事故の影響を最小限にし、未来に禍根を残さぬよう、すべての原発を停止、廃炉にすることを切に願う。
 東電に対する散発的なデモなどもあるようだがまだまだ影響力を持つには至っていないようだ。自分の力の無さも恥じるが、とにもかくにも、権力と東電に対しては力強い戦闘的なデモンストレーションをやろう。「人民の怒り」を示そう。僕はもう60歳になろうとしているが、こういうデモくらいは行くつもりでいる。

 
 さて、そんな日本の原発の事故と政府―東電の対応のまずさによって、危機感をもたれたのか、アーティストの来日公演キャンセルが相次いだそうだ。日本側の情報開示不足があるので、誰もこれは責められない。そんな中、ジェーン・バーキンはわざわざ予定を作って日本にやってきてチャリティ・コンサートを開いたそうだ。あるいは、プラシド・ドミンゴは予定通り日本公演を行い、日本語で「ふるさと」を熱唱し、聴衆は立ち上がって唱和したそうだ。それぞれ、会場にいた人々には忘れられない時間になっただろう。日本びいきのアーティストというのはありがたいものだ。そして、歌、音楽には確かに力がある。 

 
 僕がブログの自己紹介で「音楽を聴きながら靴磨き・・・」と書いたので、そんな時何を聴くのか時々訊かれる。まあ、ただスピーカーに向かって聴く時と、靴磨きのいわばBGMとはちょっと違う。で、そのBGMのほうを今日は紹介。僕の場合、基本はジャズなのだが、ヴォーカルだと、聴き入ってしまって靴磨きにならない。で、演奏だけのもの、それもよく馴染んでしまったもの、軽く聴けるもの、ということになる。
 マイルス・デイヴィスのプレスティッジの最後の4枚、俗に「マラソン・セッション」という、マイルスがプレスティッジとの契約を終え、次のコロンビアからアルバムを出すために、大急ぎでプレスティッジで録音したという 「クッキン」、「リラクシン」、「ワーキン」、「スティーミン」の4枚、これは良いねえ。気分よく流せる。同じようにジャズファンが皆知っているビル・エヴァンスがスコット・ラファロのベースと演った4枚、「ポートレイト・イン・ジャズ」、「エクスプロレイションズ」、「ワルツ・フォー・デビー」、「サンデイ・アット・ヴィレッジヴァンガード」、これも良い。
 ピアノトリオに通常の管でなく、ステファン・グラッペリのヴァイオリンやトゥーツ・シールマンスのハーモニカを加えたアルバムなんかも良いねえ。
 ドナルド・バードがパリでライヴ録音した2枚のアルバム、パリジャンたちが熱狂した当時のハードバップ、そして、何と言ってもフルバンドではベイシー。
  だいたいパターンが決まってしまうのだが、僕には、そんな音楽とともに休日には靴磨き、というのが、実にリラックスした良い時間である。
 
 今年のゴールデンウィークはワンパターンだがこれで過ごし、提案されているデモにでも出かけよう。


 
 



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