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麻生漫画総理(続き)

2008. . 29

 先週ずっと仕事漬けでいたので書けなかったが、また書かずにいられなくなった。前回の続きになってしまうが麻生総理の話。僕はまったく彼を支持しないし、嫌な奴だと思っているが、もっと嫌な連中があらわれたのだ。

 麻生が連日、「高級レストランで食事し、高級ホテルのバーで飲んでいる」から「庶民感覚とかけ離れている」などと、またまた福嶋瑞穂がマスコミとともに騒いだ。僕に付け加えさせてもらえば、いつもながら、このオンナは「」のつく馬鹿だ。いったい「庶民感覚」などで一国の総理をやっていいのか? 前にも書いたが、総理である以上、エリゼ宮やホワイトハウスで、欧米のリーダーたちに見劣りしないだけの立ち居振る舞い、威厳がほしいところだ。それらは一定の緊張感とそれなりのバックグラウンドからしか出てこない。少なくとも「庶民感覚」などではない。だいたい、レストランでなく赤坂あたりの料亭で連日会合をやってきた小沢らや、ノーパンしゃぶしゃぶなるものにうつつをぬかした大蔵官僚や金融マンたちに比べて、ホテルのバーや高級レストランに行く事がそれほど文句を言われなければならないことなのか? まるで戦中の「贅沢は敵だ」である。一字足して「贅沢は素敵だ」と落書きにされたそうだが、そのほうが健康な庶民感覚というものである。

 もしもそんなでたらめな「庶民感覚」をアピールして、マスコミを引き連れて居酒屋で何とかサワーを連日飲んでみせる総理があらわれたら、それこそ気持ちが悪くて仕方ない。

 僕はごく普通のサラリーマンだが、9年ほどインペリアルタワーのオフィスにいたり、銀座に出る事が多かったりしたので、帝国ホテルのバーなどはよく使った。ホテルのバーでスコッチを飲むのと、居酒屋で何か食べながら飲むのと、予算だってそれほど変わる訳ではない。レストランも名前の出た「アピシウス」など、ウェイティングバーからメインダイニングまで本物の趣味の良い油絵のコレクションが(あえて名は言わないが)あって大好きだ。確かに高い店だが僕は身銭を切って何回も行った。サラリーマンの身には響いたが別に後悔はしていない。要するにこれらは完全に趣味嗜好の問題であって他人がとやかくいうことではない。

 

 どんなに贅沢にみえようと個人の趣味嗜好について後ろ指を差されたり、摘発されたりする社会こそ、私たちが絶対に造ってはいけない社会である。そうした志向性を持つ集団もまた絶対に作ってはならないのだ。僕は特別コトを大げさにしているわけではない。福嶋も曲がりなりにも「社会民主主義」などというなら、反ファシズム、反スターリニズムは前提だろう。先にあげた太平洋戦争中の日本も、中国文革も、連赤もみなおなじような心性から発しているではないか。

  

 たぶん、問題はちがうところにある。麻生は連日帰宅が遅く、満足に睡眠を取っていないそうだ。朝、彼が「使いこなす」といっている官僚のレクチュアを満足に聴けないという。あるいは普段漫画しか読まないから理解できないのかもしれない。この辺が彼が意識している祖父吉田茂との大変な差だろう。

 葉巻やスコッチを真似するだけではとても祖父のレベルに追いつけないのだ。たまには早く家に帰って、漫画でなく、まっとうな書物を読みつつ、ゆっくりスコッチと葉巻を楽しんでみたらいいと思う。

  

 

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ジャコバン・クラブ
 麻生首相を「新KY首相」と呼ぶそうだ。元祖KYの安倍元首相は「K(空気が)Y(読めない)」だったが、麻生首相は「K(漢字が)読めない」「K(経済も)Y(よくわからない)」。
 一国の総理もなめられたものだ。かつて反戦デモで「佐藤反動内閣粉砕」のシュプレヒコールがあった。「田中列島改造路線粉砕」というのもあったけ。その昔、60年安保闘争では「A級戦犯の岸首相は退陣せよ」だった。誤解を恐れずに言えば、反体制運動にとって時の宰相は「打ち倒すべき存在」の輝きがあった。
 麻生首相にはそういう輝きがない。「政局より政策」という時の政策は経済政策に他ならないが、道路特定財源の使途を巡って二転三転する発言を聞くと、この人、「交付金」と「交付税」の違いも知らないのではと思わざるを得ない。「株を満期まで持っている人にとっては・・・」という”迷言”まで飛び出した。定額預金や保険と異なり株には満期などない。
 幼稚園の保護者の大会で何を勘違いしたか、「しつけるべきは母親だ」と苦言を呈したり、「医者には社会常識が欠落している人が多い」と述べたりしたことはご愛敬だが、こういう物言いを重ねると、首相の求心力はなくなっていく。この二つの発言の内容は必ずしも誤りではないが、「少しは場を考えろよ」(空気読めよ)ということだ。
 言葉に重みがない政治家を首相にしてはいけなかった。オバマにせよマケインにせよクリントンにせよ、言葉で勝負できる役者揃いだったアメリカ大統領選挙が、だからうらやましい。
2008.11.23 02:18

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