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腐っても朝日?

2013. . 17
 もうすっかり新聞など馬鹿馬鹿しくなって久しい。
 だが、騒がれているネットの世界の言論や情報など、何のあてにもならないし、もちろん信頼感もない。送り手の側に、政治や社会についての基礎知識や世界情勢の基本情報が不足しているとしか思えない。
 BSニュースだけを比較的真面目に見るが、どうしても海外に偏り、しかも断片的な情報になる。結局日本国内のニュースは普通のTVニュースに頼ることになる。

 さて、先日も書いたが、GW前後から、政権党の傲り、右派の跋扈が目に余る。「主権回復の日」の「天皇陛下万歳」三唱。高市早苗(なんと政権党の政調会長だ)の「『侵略』は腑に落ちない。」発言。そして今回の橋下の従軍慰安婦に関する一連の発言である。

 さすがにここへ来てマスコミも反応した。特に橋下の発言については、彼ら右派が「もっとも大切」としている日米関係にまで影響するということで、中国、韓国などの批判に耳を貸さなかった連中も、態度を豹変させて、まるで自分は違うと逃げるように批判し始めた。

 だが、僕に言わせれば、これはおかしい。
 橋下が今回従軍慰安婦について発言していること、その理屈の組み立ては、これまで安倍や彼のブレーンの桜井よしこらが繰り返し語ってきたことと全く同じだ。ここに来て急に安倍は「立場が違う」などと言っているが、一体どう違うのか?
 いわく、慰安婦は気の毒だった、―しかし、国による「強制」はなかった、「強制」は作られたデマだ、―日本がそれによって誤解を受けるので、日本からもっと「強制などなかった」というキャンペーンをやらなくてはいけない。―強制でなければ、そもそも売春自体当時は合法的であった。云々。

 今回橋下を批判するマスコミも、あるいは政治家たちも、何故彼らを一線上において批判できないのか。橋下をかばっている石原や片山のほうが、内容はともかく一貫していると言える。


 5月15日の朝、前回書いたいつものカフェで朝日新聞を読んだ。「天声人語」で、例の「天皇陛下万歳」への批判がなされ、社説で橋下批判、そしてもうひとつ設けて高市早苗批判があったので、だいぶ胸のつかえがおちた。

 まだまだだけれど、しっかり政権党と右翼イデオローグを批判しないと、欧米からアジア諸国まで、世界の人々から,本当に日本人全体が戦前と同じだと思われかねない。「天皇陛下万歳」だ。(中国・アジアに)「侵略なんかしていない」。「どうしてアメリカ人は当時合法的だった売春制度について、あるいはどこの軍隊にもあった慰安婦について今更ガタガタ言うのか。韓国人のキャンペーンに乗せられているだけじゃないか」。多くの日本人はまさかそうは思っていないだろう。しかし橋下は、多くの日本人がそう考えていると思って確信犯的に発言し、いわば「ウケを狙った」のである。それはそうだ。いままでの安倍の発言を聞いていればそう思うだろう。「安倍さんは総理だから言えないことを、代わりに言ってやる」と、橋下も高市早苗も言っていたことがあるのだ。

 
 朝日新聞。どうしようもないと思うことも多いが、今こそ、「腐っても朝日」の言説を展開して欲しい。
 最近巷で流行りの言葉。言論の良心をいつ見せるの、今でしょ!







 
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GWが終わった

2013. . 13
 ちょっとブログをつけるのを休んでしまった。
 4月はほぼずっと、GW前まで恒例の神戸にいた。今年は寒かったが、神戸の旧居留地の街並みは相変わらず美しく、長い出張もそれほど苦にならない。

 出張中の休日に、2本の映画を観た。
 ジェームス・マーシュの「シャドウ・ダンサー」、IRAの活動、戦闘、内部監視の実態がリアルに描かれ、迫力がある。
 ケン・ローチの「天使の分け前」、ローチも丸くなったのだろうか、ユーモアに溢れ、暖かい映画に仕上がった。

 そして、相変わらずの読書、ハードカヴァーは2冊。あっという間に読む。佐藤賢一「フランス革命」10・『粛清の嵐』、そして発売日に買いに行った村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」。どちらも読みやすい文章。 
 フランス革命はジロンド派の粛清に入り、内外の敵からの革命政権、共和国の防衛の名のもとに、ジャコバン、ロベスピエールが独裁を確立してゆく。
 村上春樹の新作は、「1Q84」とはちょっと雰囲気の違う、ストレートな青春小説だった。彼の作品はいつもそうだが,,気分よく読めた。
 
 
 さて、仕事で出会う神戸の富裕層の人たちに影響され、今シーズンは、帰京したらサングラスを買おうなどとくだらないことを考えつつ、4月が終わる。
 神戸の人達はどことなくお洒落だが、肌寒い中、旧居留地を春物を着て歩くお洒落な男女がサングラスをしているのを見て気に入ったのだ。
 
 しかし、それにしても、背が低く、鼻が低く、どう考えても、自分には似合いそうもない というのがサングラスというやつで、さあどうしようと考えた。別に必要なものではないのだから、安い適当なものならいっそ要らないのだ。
 ブランドは定番のレイバンをまず考えたが、これまたどのモデルもおおらかに出来ていて、僕がかけたら吹き出しそうになるほど滑稽になる。


 というわけで、帰京後、老眼鏡を作るときにお世話になったObjの店に出かけた。レイバンと並ぶ、というかそれ以上の定番ブランド、Persol の新作がたくさん入りました、というわけ。
 お洒落なひとはやっぱり Persol でしょう ! 歴史的に。昔のマルチェロ・マストロヤンニから、アル・パチーノから、スティーブ・マックイーンから、最近のトム・クルーズやジョニー・デップまで、み~んなPersol !  もちろん自分は俳優のようにはいかないのは当たり前。 ただし、どうせ要らない買い物である。こだわりのブランドでなければ、いっそ買わなくていい。

 なんとか、というか、やっと、好みのクラシックなもので、自分でもこなせそうなものを見つけ、さすがに眼鏡屋さんのほうで、顔面に合わせて微調整してくれたらぴったりと収まった。


             persol.jpg


 ブロータイプのPersol, グラスにPersol, Ph, P の刻印。偏光機能と調光機能がついている贅沢な仕様だ。かけると景色がクリアーに見える。紫外線が強いと色は濃くなるそうだ。ものすごく気に入っている。
今年は、サマージャケットを着たら、気取ってこのサングラスをかけて外出しよう。

 GW中、毎朝行きつけの公園近くのカフェのリニューアルがあった。どこが変わったんだか、ほとんど変わらないが、まあ白い壁が綺麗になったのとカウンターが豪華になった。相変わらず、朝のコーヒーを。

    live.jpg


 GWには、展覧会2つ。

 「貴婦人と一角獣」の連作タピスリ。広告の文句のとおり、これはフランスの至宝だと僕も思う。まだ若い頃、辻邦生の小説を読んでその存在を知り、いつか見に行こうと思ったものだった。その後、パリのクリュニーで何度となく見る機会があったが、その度に感動する。今回も環境が違っても、この大きな織物の迫力は圧倒的だ。そして、なぜか、この一角獣を見ると自分にいいことが起こる。僕には長いあいだ一種の縁起物でもある。さて、今年はどうかな。
 それにしても、7月までって、そんなに長いこと、パリを留守にしていいのかな。観光にパリを訪れて、クリュニーへ行く人は怒るんじゃなかろうか。

 そして、もうひとつ感動的だったのが東京タワーでやった山本作兵衛氏の展覧会。世界記憶遺産になった、炭鉱労働の記憶と記録である。彼の作品を、僕は森崎和江さんが自著の表紙に使ったので知った。炭鉱労働の記録、記憶は世界共通のようだ。そのままゾラの「ジェルミナール」の世界であり、五木寛之「青春の門」の世界であり、三井三池闘争の世界である。
 「働く階級」の記録としてしっかりと刻み込まれる。


 GWをのんきに過ごしたかったのだが、そして実際にのんびり過ごしたつもりだが、実は胸の中をかきむしられるような嫌なこともあった。同じ思いを持った人も多いと思う。4.28に「主権回復の日」なる式典が行われ、ラストに安倍、麻生らが「天皇陛下バンザーイ」を三唱したのだ。これは一体何だろう。ただの時代錯誤で済まされるのか。彼らはいずれこんなことも子供たちにまで「強制」しようとするのか。天皇自身、美智子妃などは、僕には迷惑顔にみえたが、実際はどうなのだろう。あるいは皇太子や雅子さんは。
 日の丸・君が代がそうであったように、当初「強制などしない」と言っていてもまったくあてにならないものだ。天皇が「強制にならないように」と言っていたのに彼らは現に強制している。
 僕は子供の頃、実に素直に君が代を歌った。ボーイスカウトだったから国旗掲揚時は必ず敬礼したものだ。国民、特に子供にイデオロギーや宗教を押し付けるのはいい悪いにかかわらず実に簡単なことだ。 気楽に見過ごしていてはいけない。
 
 いつも思う。着るものや、美味しい食べ物のことでも考えて、のんびり休日を過ごしたいのに、つまらない人間たちがタチの悪いことをやる。 考えたくないことと向き合わざるを得ない。
 今度はなんだって、戦中に日本がやったのは「侵略」じゃないんだって! あの中曽根でも首相のとき、アメリカとの太平洋戦争は宣戦布告した「戦争」だったが、アジアの国々には侵略して迷惑をかけたと言っていたぞ。
 「戦争の時なんて生まれてないからアタシは知らなーい・・・」と言ってのけた馬鹿なオンナがこういうことを偉そうにいう。嫌な時代だ。












 


 
 
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