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自民党崩壊

2009. . 02
 台風のやってきたその晩、僕は成田空港でヨーロッパからの客人を迎え、車で高速道路を東京に向かってひた走っていた。勿論ラジオは選挙速報をかけっ放しにしておいた。ときどき客人に説明せざるを得ないのだが、大雑把なことしかいえない。
 とりあえず、自民党は壊滅的な敗北であった。民主党は大勝利を収め、「政権交代」を成し遂げた。まさに予想通りの展開であった。「落ちて当然」の自民党議員が何人か「比例復活」したのに片眼をつぶれば、この間自民党を政権から引き摺り下ろす事を願い続けてきた多くの選挙民はさぞ溜飲をさげただろう。 
 
 それにしても、誰かが発言していたが、確かに小泉政権が例外的に仇花を咲かせただけで、本来この政党はずっと前から賞味期限が過ぎていたのだろう。実際、何度もこのブログで書いてきたように、安倍も福田も無責任に政権を投げ出し、麻生にいたっては「漢字も読めない」ただの馬鹿で、皆が皆とてもではないが一国の総理などつとまる器ではなかったのが国民の前に歴然と示されてしまった。その意味で、今回の自民党の敗北はあまりにも当然である。ある落選議員が言っていた。「自民党だというだけでもう話も聞いてもらえなかった・・・。」
 ただし、従ってこれは「自民党の敗北」ではあるが、けっしてそのまま「民主党の勝利」ではない。多くの選挙民は自民党が嫌で、(特に顔の麻生が嫌で)、いわば仕方なく民主党に投票したのであり、これも何度もこのブログに書いたが、積極的に民主党を「支持」したり、まして自らの運命をゆだねたりしているわけではない。

 要するに、どちらの幹部、指導部にも「碌な奴がいない」のである。天下国家を語り、ヴィジョンを打ち出す知性を持った人材がいないのだ。
 よく指摘されるように、小選挙区制などというものを、小沢たちによって導入させられて以来、国会議員がみんな小粒になってしまったのだ。それはそうだろう。「小さな」選挙区の中で、世界認識やヴィジョンを語り演説などするよりも、とにかくお辞儀して握手して一緒に写真を撮って、「お願いして」廻る、昔の田中角栄スタイルのほうが当選しやすいのだ。このスタイルで「多数派」を握り、隠然と、また公然と権力を行使するのが、現在の民主党を支配している旧経世会、田中派のやり方である。小沢は純粋なその継承者である。今回もこれで自らの裏支配を確立して喜んでいることだろう。
 
 僕はもちろん「自民党の敗北」は大歓迎である。だが、民主党はずっとこの意味から「戦後最悪」といい続けてきたし、今でもそう思っている。監視の目をゆるめてはならない。


 まあ、何度もしつこく同じ事をブログに書いてきた。
 今回はとりあえず、「自民党の歴史的敗北」をいったん喜ぶことにしよう。




 
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